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不眠 不眠

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提供:なかまクリニック 中嶋 聡

アレルギー性結膜炎 適切な治療で解決

 不眠は精神科外来における、もっとももありふれた主訴といっていいでしょう。日々の臨床にたずさわっていると、いかに多くの人が不眠に悩まされているかに驚かされます。
 話しを聞いてみると、すぐにクリニックや病院を訪れたわけではなく、お酒の力を借りたり、自力で治そうといろいろ努力した末に、やっと思い切って相談に来たという方が大部分です。
眠れない!! そして、異口同音に、「こんなことならもっと早くクリニックに来ればよかった」とおっしゃいます。少しでも多くの方に、不眠には対策があり、専門医のもとで適切な治療さえ受ければ解決するものであることを知っていただきたいと思います。
 不眠はその起こり方によって、入眠障害、中途覚醒(かくせい)、早朝覚醒、熟眠感欠如の4つの型に分けられます。
 入眠障害とは、寝つきが困難なもので、不眠のうちでもっとも多いタイプです。
 中途覚醒はいったんは眠れるものの2、3時間すると眼が覚めてしまう、あるいはトイレに起きるとその後眠れなくなる、というものです。
 早朝覚醒は朝方4時とか5時など、早い時間に目覚めてしまうものです。そして熟眠感欠如とは、起きた後にぐっすり寝たという感じがないものです。ただし、多くの場合にはこれらのいくつかが同時に組み合わさっています。
 不眠は、それだけが単独で起こることもありますが、うつ病や不安神経症などの精神疾患に伴って起こることもあります。この場合には、単純な不眠の治療だけではなく、もとになっている精神疾患の治療を同時に行う必要があります。


寝具は乾燥させ、こまめに交換を タイプに合った睡眠薬を処方
 われわれ医師は、患者さんの話を聞いてこれらのうちいずれであるかを見極めます。
 そして、たとえば入眠障害なら作用の短い薬、中途覚醒なら作用の比較的長い薬、両方混じっているなら両方の組み合わせ、というようにして、個々のケースにおいても最も適切と思われる睡眠薬を選択し、処方していきます。
 時には頑固な不眠というものもあり、普通に処方する量ではなかなか眠れないという場合もあります。この場合には、状態を見ながら徐々に量を増やしていきます。いずれは必ず眠れる処方が見つかるものです。
【2002年8月手記】

なかまクリニック
 
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よくある質問

Q ずっと薬をのんでいると、くせにならないですか?
A 大丈夫です。現在の薬は、依存性はほとんど問題になりません。また安定して眠れるようになれば、自然にやめることができます。むしろ、まだよく眠れないのに早めにやめようとすることが、不眠を長引かせることになります。

Q 薬のかわりにお酒を飲んで眠ろうとするのはだめですか?
A よくありません。
睡眠薬による催眠効果の方がはるかにすぐれており、また安全です。

Q 薬以外に、何かよい方法はありませんか?
A 寝る前にウォーキングなどの軽い運動をしたり、お風呂に入ったりすることも有効です。また、昼寝はなるべく避けてください。
つらい不眠ですが、眠れなくて死んだ人はいません。有効な対策もあります。つきつめて悩まず、どうぞ気楽に構えてください。

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